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養育費とは?



養育費の支払い期間

 養育費とは未成熟の子供が社会人として自立するまで(通常は成人するまで)に必要になる,すべての費用のことです。養育費は子供に対して支払いがなされます。


養育費の目的

 夫婦のどちらがお子さんをを引き取ったとしても,お子さんを養育するに当たって同じ程度の生活をできるようにすることが,この養育費の目的です。





養育費の額はどのようにして決められるの?



養育費の分担方法

 離婚したといっても,お子さんから見ればみなさんはお父さん,お母さんです。そのどちらにも養育費を支払う責任があります。ただ,みなさんの収入や財産に応じて,養育費の負担額が変わることになります。


養育費の請求方法

 養育費の金額・支払方法は,まずみなさんの話し合いで決めますが,どうしても養育費の話し合いがつかないときは,家庭裁判所に養育費請求の申し立てができます。


養育費の支払い金額

 養育費の支払い金額は,平均的に子供一人あたりに,月3〜5万円となっています。子供を養育するための,養育費という認識が,まだ定着していないようです。


養育費の支払い変更

 途中で養育費の支払額の変更も可能です。ただし養育費の支払い額を変更する場合に,もしみなさんで養育費支払い金額の話し合いが,まとまらないときは,家庭裁判所に養育費請求の調停を申し立てることになります。

※養育費に関してこれらの情報がすべての場合に当てはまるわけではありません。みなさんの状況や,養育費に対するみなさんの見方によって変わる場合もあります。





養育費の支払方法



 養育費の支払方法や,養育費の金額はみなさんの話し合いで決めることになります。


養育費の支払い方法の例

 例えば養育費の支払いを,月ごとにするか,半年ごと,1年ごとにするかなどです。大半の方は月ごとに分割して養育費を支払う方法を選択しています。


養育費の支払いに不安がある時

 しかし中には離婚後に連絡が取れなくなるとの心配から,養育費を確保するため一時金として,養育費の支払いを求めるケースもあります。


養育費の取り決め状況

 実際には養育費の取り決めをして離婚する夫婦は34%とかなり低い状況です。子供を養育するための,養育費という意識が,まだ低いようです。


養育費の支払いを確実にするために

 それで養育費の支払いが確実に実行されるために公正証書で,養育費の金額や支払方法などを取り決めておくべきです。





養育費問題の現状



 ここで,みなさんに厚生労働省がまとめた平成15年の統計を取り上げ,養育費問題の現状を考えてみましょう。


1.養育費の取り決め


養育費の取り決めに関しては次のようになっています。

養育費の取り決めの有無 全体の合計 *協議離婚 *調停離婚 *審判離婚 *裁判離婚
養育費の取り決め有り 34% 27.2% 74.8% 50% 47.4%
養育費の取り決めを無し 66% 72.8% 25.2% 50% 52.6%

*の説明につきましては,こちらのページにあります。

この統計から,離婚の中でも一番多い,協議離婚(お互いの話し合いによる離婚)の場合に養育費の請求がほとんどなされていないことがわかります。



どうして養育費を請求しない方が多いのでしょうか?

養育費の取り決めをしない理由 数値
相手に養育費を支払う意思や能力がないと思った 48.0%
養育費のことを含め相手とかかわりたくない 20.6%
相手に養育費を請求できることを知らなかった等 3.6%
その他 27.8%

ほとんどは養育費を請求しても,相手の支払能力を考慮して,養育費の支払いが無理だと判断されているようです。



みなさんは,この養育費の現状を見てどうお感じになりますか?

養育費の請求に関して感情的になるのもわかりますが,冷静に考えてみてください。

たとえ離婚したとしても,お子さんの養育や,将来のこと,気になりませんか?
きっと他のだれよりも,お子さんの養育に関心があるのではないでしょうか?
他のだれでもないみなさんのかけがえのないお子さんですから・・・・・

 法律的に言って,離婚をして夫婦のつながりが法的になくなったとしても,みなさんがご自分のお子さんを養育・扶養する責任は,みなさん双方にあります。

お子さんを立派に養育しするための大切な第一歩,踏み出しましょう。


2.養育費支払いの現状


養育費支払いの状況は次のようになっています。

養育費支払いの状況 全体の合計 *協議離婚 *調停離婚 *審判離婚 *裁判離婚
養育費を受け取ったことがない 66.8% 72.6% 31.3% 50% 63.2%
養育費を過去には受け取った 15.4% 12.9% 31.3% 25% 15.8%
養育費を現在も受け取っている 17.7% 14.6% 37.4% 25% 21.1%

*の説明につきましては,こちらのページにあります。

 
この統計によりますと,養育費を一度ももらった事のない方が,66.8%にものぼっています。
また,離婚の中でも一番多い,協議離婚(お互いの話し合いによる離婚)の場合には,養育費支払い状況の数値は
77.6%と高くなっています。

また別の統計によりますと,養育費の支払い状況は,離婚してからの時間が経過すればするほど,養育費の支払いは悪化しています。


せっかく養育費の支払いを約束しても,養育費の支払いを守らなければ,お子さんのためにはなりません。

養育費は相手の方の家計を支えるためではなく,お子さんの養育のために支払われるものです。

ですから,もし養育費の支払いがなくなってしまったなら,養育費の支払いを請求することが大切です。

もう一度,みなさんにとって大切なお子さんを養育することを,思い出していただきましょう。





養育費の請求方法



 では,養育費の支払いが止まってしまったなら,どうすればいいのでしょうか?

養育費支払いの請求方法には次のようなものがあります。


1.直接相手の方と養育費の支払いについて連絡を取ってください

 まずは,みなさんから養育費の支払いについて,相手の方に連絡を取ってみましょう。その時には落ち着いて養育費の支払いをお願いしてみましょう。相手の方が養育費の支払いをしないからといって,感情的にならないように気をつけてください。事情があって養育費の支払いが遅れてしまったのかもしれませんし,養育費を支払えない状況に置かれているかもしれません。

2.養育費の支払いに関して当事務所にご相談ください

 もし養育費の支払いの連絡を取ることができなかった場合や,相手と養育費の問題に関して,直接連絡を取ることに難しさを感じる場合,また連絡を取り,話し合いをしたが養育費の支払を拒否された場合には,当事務所にご相談ください。

※みなさんの状況によって異なりますので,ここに記載されていることがすべての事例に当てはまるわけではありません。場合によっては別の効果的な方法を用いる場合があります。





養育費の問題でこのような場合はぜひご相談ください



□ 養育費の算定方法を知りたい

□ 話し合いで養育費の負担額を決めましたが,今後の支払いが不安です

□ 養育費の支払いが止まってしまった

□ 養育費の支払いを請求したい

□ 養育費の問題でどこに相談に行けばいいのか,迷っています

□ 電話やメールで養育費のことを相談したい

□ 緊張せずにリラックスした気持ちで養育費について話したい



               





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